相談事例

相談事例30:父が亡くなり、長男である自分と次男である弟の2人が相続人となった。父は、亡くなる1年前に自宅不動産を弟に贈与しており、当該贈与について特別受益としての持戻しを免除する旨記載された遺言書も残していた。この場合、弟に対して遺留分減殺請求をすることができるか?

相談事例30:父が亡くなり、長男である自分と次男である弟の2人が相続人となった。父は、亡くなる1年前に自宅不動産を弟に贈与しており、当該贈与について特別受益としての持戻しを免除する旨記載された遺言書も残していた。この場合、弟に対して遺留分減殺請求をすることができるか?(吹田市在住の方)   特別受益の持戻免除の意思表示... 続きはこちら≫

相談事例29:母が亡くなり、長女である姉と次女である自分が相続人になった。母の遺産はほとんどなかったが、母は亡くなる20年以上前に所有不動産を姉に生前贈与していた。この場合、姉に対し、当該不動産の贈与が特別受益に該当するとして、遺留分減殺請求をすることができるか?

相談事例29:母が亡くなり、長女である姉と次女である自分が相続人になった。母の遺産はほとんどなかったが、母は亡くなる20年以上前に所有不動産を姉に生前贈与していた。この場合、姉に対し、当該不動産の贈与が特別受益に該当するとして、遺留分減殺請求をすることができるか?(豊中市在住の方)  特別受益に該当する被相続人の生前贈... 続きはこちら≫

相談事例28:父親が亡くなり、子である兄弟3人が相続人となった。長男と次男は最終学歴が公立の高等学校だが、三男だけは私立大学の医学部まで進学しており、その学費はすべて父親が出していた。三男への父親からの学費の援助は特別受益に該当するか?

相談事例28:父親が亡くなり、子である兄弟3人が相続人となった。長男と次男は最終学歴が公立の高等学校だが、三男だけは私立大学の医学部まで進学しており、その学費はすべて父親が出していた。三男への父親からの学費の援助は特別受益に該当するか?(豊中市在住の方)    相続人に対する生前贈与については、遺産の前渡しと... 続きはこちら≫

相談事例27:共同相続人がそれぞれ遠方に居住しているため、電話で遺産の分け方を話し合い、口頭で合意した。遺産分割協議が成立するためには、共同相続人全員が集まって遺産分割協議書を作成する必要はあるか?

相談事例27:共同相続人がそれぞれ遠方に居住しているため、電話で遺産の分け方を話し合い、口頭で合意した。遺産分割協議が成立するためには、共同相続人全員が集まって遺産分割協議書を作成する必要はあるか?(豊中市在住の方)  遺産分割協議に特定の様式は要求されていませんので、共同相続人全員が集まって行う必要はありま... 続きはこちら≫

相談事例26:母が亡くなり、私と妹が相続人となった。私には母から生前贈与された不動産があり、母は当該不動産の贈与について、特別受益としての持戻しを免除する旨の遺言を残していた。この場合でも生前贈与された不動産を特別受益として遺産に加え相続分を計算しなければならないか?

相談事例26:母が亡くなり、私と妹が相続人となった。私には母から生前贈与された不動産があり、母は当該不動産の贈与について、特別受益としての持戻しを免除する旨の遺言を残していた。この場合でも生前贈与された不動産を特別受益として遺産に加え相続分を計算しなければならないか?(池田市在住の方) 生前贈与が特別受益に当たる場合、... 続きはこちら≫

相談事例25:は長男である兄にすべての財産を相続させる旨の遺言書を残して死亡したが、父の死亡前に兄はすでに死亡していた。兄には1人子どもがいるが、遺言により父の遺産は兄の子がすべて相続することになるか?

相談事例25:は長男である兄にすべての財産を相続させる旨の遺言書を残して死亡したが、父の死亡前に兄はすでに死亡していた。兄には1人子どもがいるが、遺言により父の遺産は兄の子がすべて相続することになるか?(吹田市在住の方) 相続開始時(被相続人の死亡時)に相続人となるべき者がすでに死亡している場合、死亡した相続人の子が相... 続きはこちら≫

相談事例22 遺産の評価方法について共同相続人の間で合意が得られない。この場合、どのように遺産を評価することになるか?

相談事例22 遺産の評価方法について共同相続人の間で合意が得られない。この場合、どのように遺産を評価することになるか?(箕面市在住の方)  遺産の評価方法は、共同相続人全員が合意をすれば、それが不相当でない限り、その評価方法を基に分割方法を決めることができるとするのが実務の運用です。そのため、実務上は評価方法や評価額に... 続きはこちら≫

相談事例23 父が亡くなったが、父は生前知人に貸付を行っており、遺産の中に知人への貸金債権があった。この貸金債権を共同相続人の1人に相続させて、借主に返済するよう請求できるか?

相談事例23 父が亡くなったが、父は生前知人に貸付を行っており、遺産の中に知人への貸金債権があった。この貸金債権を共同相続人の1人に相続させて、借主に返済するよう請求できるか?(豊中市在住の方)  貸金債権のような可分債権については、相続開始と同時に当然に分割され、各共同相続人に法定相続分に応じて帰属しますので、各共同... 続きはこちら≫

相談事例24:母が亡くなり、子である自分(弟) と兄が相続人となった。その後、母の所有していた不動産を兄に遺贈するという内容の遺言書が見つかったが、その不動産を自分が取得したい。遺言とは異なる内容で遺産分割を行うことは可能か?

相談事例24:母が亡くなり、子である自分(弟) と兄が相続人となった。その後、母の所有していた不動産を兄に遺贈するという内容の遺言書が見つかったが、その不動産を自分が取得したい。遺言とは異なる内容で遺産分割を行うことは可能か?(箕面市在住の方)  ①相続人全員が遺言の存在を知り、その内容も正しく認識したうえで、遺言の内... 続きはこちら≫

相談事例21:遺産分割の協議が相続税の申告期限までにまとまりそうにないので、相続人全員の合意により、預貯金だけを先に遺産分割して相続税の支払いに充てようということになった。預貯金だけを先に遺産分割することはできるか?

相談事例21:遺産分割の協議が相続税の申告期限までにまとまりそうに ないので、相続人全員の合意により、預貯金だけを先に遺産分割して 相続税の支払いに充てようということになった。預貯金だけを先に 遺産分割することはできるか?(吹田市在住の方) 遺産の一部だけを分割し、未分割の遺産を残してしまうと、未分割の遺産について将来... 続きはこちら≫